MobiControl

リモート設定変更

プログラムパッケージの作成と伝送
バイナリプログラムを単に端末に送っただけではスムーズなインストレーションはできません。 バイナリプログラムのインストール前には、例えば、下記のようなプロセスが必要です。
  • 前のバージョンのプログラムがあり、それが実行中なら、それを停止し、関連するユーザファイルをクローズする
  • 前のバージョンのプログラムをアンインストールする
  • インストールに必要な空きメモリがあるかどうかをチェックする
  • 「今、インストールしてよいですか?あとにしますか?」などのメッセージを画面表示する
インストールが終われば、例えば「バージョンアップが終わりました。今すぐリセットしますか?」などのメッセージ表示をするなどの 措置も必要です。PC向けプログラムではよくある措置です。
Windows Mobile/CEの端末でも、これらの前処理や後処理を実行するために、MobiControlは、MobiControl Script を用意しています。
インストール実行ファイルの前後に、必要なスクリプト文をつけ、パッケージとして端末に伝送する。
Windows Mobile/CEの端末向けにも適用できるプログラムパッケージを作成するために、MobiControl Package Studio という パッケージ作成環境を用意しています。これはプログラムそのものを開発する環境ではなく、インストールの前処理や後処理のプロセスを 付加する環境です。
EXEファイル、CABファイルだけでなく、レジストリファイルも伝送しインストールできます。
複数のプログラムをインストールする場合、インストールの順序が重要になることがあります。プログラムAとプログラムBがある場合、Bを先にすると 都合が悪く、Aを先にするべきという場合です。MobiControlは、複数のプログラムパッケージを伝送する場合、その順序付けをすることができます。

端末の動作規則設定値の変更
端末には多くの動作規則があります。例えば、下記のような項目です。
  • セキュリティ関連の設定項目(誤ったパスワード入力回数、ホワイトリスト、オリジナル初期画面など)
  • 端末から管理サーバへのアクセススケジュール
  • 無線LANのWEP
  • 管理サーバを複数とし、冗長体制としていた場合、どの管理サーバへのアクセス試行を最初にするかなどのサーバへのアクセス順位
  • Microsoft Exchange ActiveSyncの設定項目
  • その他
これらは、コンソールで集中的に変更できます。

更新スケジュール
作成されたプログラムや端末動作規則の変更値は、管理サーバのデータベースに登録します。 端末は、更新スケジュールに基づいて、管理サーバにアクセスしにきます。この時、プログラムパッケージや、変更された動作規則を 端末に送ります。
これらの更新スケジュールと、ユーザファイルの同期のためのファイル同期スケジュールは、 別々にすることもできます。例えばファイル同期スケジュールは、日中に頻度多くし、更新スケジュールは夜間に一回とすることができます。 端末ユーザの便宜に配慮するためです。

端末の設定状況の一覧
MobiControlのコンソールには、スレッド形式で階層表示された端末グループと端末名が表示されています。 ひとつの端末名を選択すると、当該端末に関する設定状況が表示されます。
  • インストール済みのアプリケーション一覧
  • 端末のインベントリ
    下記を色別に分けて表示します。
    • 当該端末のアドミンパスワード
    • 端末の電話番号
    • 端末保有者の名前や所属する組織名
    • 端末保有者しか分らない質問集(例えば、旅行に行きたい国名、嫌いな野菜など)
      これはパスワードを忘れたとして問い合わせてきた端末保有者に聞く質問です。これにより 本人確認をします。
    • 過去のインシデント記録
  • ファイル同期の設定内容(どのフォルダをどのフォルダになど)
  • ファイル同期スケジュールと更新スケジュール
  • 伝送しようとして待機中のプログラムパッケージのリスト
  • 管理サーバとのやりとりに関するログ
    アクセス日時、切断日時、パッケージ受領日時、端末動作規則の変更値の受領日時など
  • 端末のバッテリ空き容量、メモリ容量など
    (但し、管理サーバに最後にアクセスしたときの収集情報)